峠の入り口で地元の語り部の方に、峠の由来を解説していただきました。
大化の改新以降整備された、最古の北陸道と言われているそうです。
大伴家持も富山に赴任する際、歩いているそうです。
戦前は今庄の小学生が、この峠を歩いて越前海岸の杉津（すいづ）まで
日帰り海水浴に行ったそうです。健脚恐るべし！
峠には手を合わせていないお地蔵様が祀ってありました。
11月中旬の福井新聞に、福井県鯖江市の手を合わせていないお地蔵様の写真が掲載されていましたが、
手を合わせていないお地蔵様は珍しいそうです。
峠から越前海岸の元比田（もとひだ）までは、道が不明瞭とのこと。
何とか道を復活させたいものです。
