#花々
左側の実が熟すと、右側のようにバネがはじいて種を遠くへ飛ばします。 オミコシの飾りのように見えるので、ミコシグサの別名もあります。
岩場で日当たりのよいところに生える多年草です。花は下から上に咲きます。 高さ10cmぐらいです。 葉が爪のように尖っており、ハスのように重なっているためこう呼ばれます。 「福井県植物誌」には数箇所の記載がありますが、「福井の野草」には写真が載…
この時期黄色の花はよく目立ちます。 高さ20cmぐらいで、葉の形がウサギの耳に似ているため こう呼ばれます。 白山でも見ることができます。
山の花の会でも寄付をしました。このたびお礼状が届きましたので紹介します。
知り合いからの情報です。 大野方面の山に登った後、たずねてみようと思います。 「私の住む近くにある春日神社の境内に杉とケヤキが同じ根元から生えています。 いずれの樹もかなり大きいので随分昔から生えているものと思います。 聞くところによると昔良…
長さ7mmぐらいの釣鐘型の花をつけ、少し赤みを帯びています。 白山でもおなじみの花ですが、法恩寺山では標高800mぐらいで見ることができます。
福井県自然保護センター主催の自然観察ウォーク「法恩寺 越前禅定道と滝巡り」が開催され 40名あまりが参加しました。 ヒメウツギは渓流の岩場に生え、ウツギより早く花が咲き、葉が小さめなのが特徴です。 越前禅定道 弁が滝周辺に多く咲いています。
福井県自然保護センター主催の自然観察ウォーク「法恩寺 越前禅定道と滝巡り」が開催され 40名あまりが参加しました。 ヒメウツギは渓流の岩場に生え、ウツギより早く花が咲き、葉が小さめなのが特徴です。 越前禅定道 弁が滝周辺に多く咲いています。
長さ1.5cmのツリガネ状の花をつけるためこう呼ばれます。 赤みがかった花や白っぽい花があります。ウスギヨウラクとも呼ばれます
高さ30cmで、葉の脇から黄色の花を咲かせます。 福井県ではこの湿地だけで見ることができる珍しい植物です。 池河内がこの植物の南限です。 次回の自然観察ウォークは6月7日(土)9:00~15:00に 平泉寺~法恩寺中の平 越前禅定道と滝巡りが開…
沢に生える小車(おぐるま)からこう呼ばれます。 福井県内の湿地で見ることができます。 2008年の池河内は花が少なめで、年により花の咲く数が変動するようです。 花の多い年は池一面が黄色になります。
枝先に2つの白い花をつけます。花の内側の黄色の網目が目立ちます。 花の根元の5枚のガクは薄紅色です。 実ができるとこの5枚のガクがついたままとなり、 羽子板で遊ぶときの羽の「つくばね」に似ているため こう呼ばれます。
花の周辺部の白い花びらは、5つに分かれますが、1つが極端に小さいのが特徴です。 オオカメノキは5つが同じ大きさなので識別できます。 遠くからでもよく目立つ花です。
この時期にはあちこちの山道で見ることができます。 一つ一つの花は小さいのですが、5枚の花びらがあります。 秋には赤い果実をつけ、食用となります。
シャクナゲの語源は「癪投げ」で、葉や枝先を漢方薬として鎮痛、強壮などに用いたことによるそうです。 (山渓フィールドブックス樹木 春夏編より) 花びら7枚、雄しべ14本あるのが特徴です。 ここのシャクナゲは富士写ケ岳のものに比べて、白色のものが多…
ガクやツボミに毛が多く、粘着性があるためこう呼ばれます。 上の花弁の内側に紅色の斑点があるのが特徴です。 静岡県から岡山県まで分布しています。 花は通常5月ごろ咲きますが、熊野古道では年中どこかで花を咲かせています。
葉がミョウガに似ており、5月ごろ咲く花が紅白で目立つのでこう呼ばれます。 千葉県以西に自生します。 長さ2cmぐらいの赤い実の中に黒い種があり、噛むと仁丹のような味がします。 健胃生薬として用いられるそうです。 秋の薄暗い杉林の古道でよく目に…
10月に白山に登られた方から珍しい写真が送られてきたので紹介いたします。 クロユリの花の終わりは花びらが細くなってきて、真ん中に種が見えます。 種の形を見るとユリ科の植物だとわかります。
合戦小屋前のナナカマドの実が色づいてました。紅葉の見ごろは9月下旬だそうです。 燕岳は百名山にはなぜか入ってないそうです。燕山荘の夜の講演で知りました。 久しぶりに登りましたがおすすめのコースです。 燕岳から北燕岳にかけてのコマクサの群落も保…
ウリ科 つる性の1年草です。花は白色で直径5mmで目立ちません。 実は長さ1cmです。 自然観察ウォークの時には記念に実をかじってみましょう。 名前に納得します。 白山の砂防新道の登り始めのところにも多く咲いています。
バラ科 直径1cmの赤い実はほんのり甘いです。 15日の自然観察ウォークの頃は食べごろの実が多いでしょう。
ユリ科 ウバユリは花が数個咲きます。オオウバユリは10~20個咲きます。 高さ1.5m、花も実も目立ちます。 花の時期には葉を落としてしまいます。そのため花咲く頃に歯がない、ことから 姥(うば)ユリと呼ばれます。
シソ科 シソ科なので茎は四角です。茎や葉によい香りがあるため名づけられました。 15日の自然観察ウォークの下見をした時撮影しました。 福井県でも見かけることが少なくなってきた花です。 このほかにも秋の花が多く咲いています。ぜひ参加ください。
マツムシソウ科 マツムシソウの高山型です。丈は低く30cmぐらいですが、 花は直径4cmぐらいあって目だちます。秋山を代表する花です。 大倉山避難小屋と室堂の間に群落があります。 秋の高山植物の花は紫色が多いように感じます。 右下の黄色の花はミ…
セリ科、福井県では敦賀市の池の河内湿原に群生します。 白い小さな花をたくさんつけるのはセリ科の特徴です。 有毒植物です。
ラン科、高さ30cm、枯れ枝のように見えます。 あまりにも地味なため、教えてもらわないと、見落としてしまいます。 北陸地方、東北地方南部に生えるそうです。
6月ごろ山を歩いていると、「これ、何ですか?」とよく聞かれます。 カタクリの花は有名なので皆さん知ってますが、実や種を見たことのある方は少ないようです。 種が落ちると、カタクリは地上から姿を消して、翌年の春まで球根のままじっとしています。 そ…
ラン科 他のラン科の花と違って、あまり花びらを広げません。 薄暗い林の中で、鮮やかな黄色を見つけるとハッとします。 環境省絶滅危惧種・福井県域絶滅危惧種(日本でも福井県でも絶滅の恐れのある植物)です。 大事に守ってゆきましょう。
バラ科 いわゆるヘビイチゴです。 ヘビイチゴには毒があると勘違いしている方が多いのは、 子供のときにそう言われたからでしょうか? 有毒のものはないそうです。 しかし味のほうも今ひとつで、私はモミジイチゴのほうが好きです。 葉の丸いイチゴを見かけた…
バラ科 食べごろですよ!! 葉の形がモミジに似ているためこう呼ばれます。 つまみ食いしながら歩くのは、初夏のハイキングの楽しみです。 橙色に熟す木イチゴは、ほかにあまりないので見つけやすいです。 甘い実に出会えると幸せです。